著者
河野 高志
出版者
福岡県立大学人間社会学部
雑誌
福岡県立大学人間社会学部紀要 (ISSN:13490230)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.1-17, 2013-07-31

日本のケアマネジメントは従来、制度・政策に組み込まれ、法律の施行と改正によって発展し、また展開されてきた。しかし一方では、利用者の生活を支援するうえで十分なケアマネジメント実践が行われていないという問題が指摘されてきた。その背景にはケアマネジメントとソーシャルワークの乖離という状況がある。この状況は、利用者の生活に寄りそったケアマネジメントの実践方法の未発展や、そこにかかわるソーシャルワーカーの不足という事態を引き起こしてきたのである。 そこで本稿では、こうした問題を解決する糸口を見出すため、ソーシャルワークとケアマネジメントの先進国であるアメリカとイギリスとの比較から、日本のケアマネジメントの問題を明らかにし、それをソーシャルワークとの関係から考察した。そして、その考察をふまえてソーシャルワーカーを活用したケアマネジメント展開の試案を提示し、実現への課題を整理した。

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@naokurone9670 河野高志先生の論文、自分にはラディカルで参考になりました。従来の相談業務をCMとSWで分けてしまえ!という。 https://t.co/86u0h0L9sL

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