著者
野田 敦子
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 = NIHON KENKYŪ (ISSN:24343110)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.119-140, 2020-03-31

従軍作家であった林芙美子の作品は、戦争協力時における葛藤に注目して考察される傾向がある。しかし往時は、多くの新聞や雑誌が日中戦争を支持し、太平洋戦争までのレールを敷いた。このため、戦争が支持されていた情勢を鑑みて、国策に沿う表現も考察する必要がある。また先行論では、初出後の書籍収録時における異同や伏せ字により、文脈の意味がどう変わったのかという考察はほとんどなされていない。だがそれを分析することは、女性と戦争との関わりを追うことに繫がり、戦時下の議論を深める一助になると考える。

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