著者
澤田 忠幸
出版者
石川県立大学
雑誌
石川県立大学研究紀要 = Bulletin of Ishikawa Prefectural University (ISSN:24347167)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.77-85, 2019-03

本研究では、地方A 大学の1 年生135 名を対象として、初年次教育科目の授業前後で行った学生調査および学校法人河合塾と株式会社リアセックが開発したPROG(Progress Report On Generic Skills)の結果から、1 年前期終了時における汎用的技能(generic skills)の習得レベルの実態と個人差を規定する要因について検討を行った。その際、Astin(1993)のI-E-O モデルを基に、入学時点での学生の心理的特性要因、前期を通じた学生の成長指標(算出された各前期変化量)、授業経験後における習得技能(前期終了時の自己調整学習方略)の各尺度得点とPROG スコアとの関連を検討した。その結果、リテラシースコアと関連する要因は見出されなかった。一方、入学時の自己効力感の高さのみならず、前期を通じて自己効力感が高まった者、前期終了時にメタ認知的な自己調整学習方略を習得している者ほど、コンピテンシー総合スコアが高いことが明らかとなった。

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