著者
松嶋 祐子
出版者
専修大学人間科学学会
雑誌
専修人間科学論集. 心理学篇 (ISSN:21858276)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.1-9, 2021-03-15

犯罪報道については,古くから事前に事件についての情報を知ることで,公判前に特定の印象形成をさせるのではないかとの問題視がある。メディア研究では,メディア報道の在り方が議論の争点づけを行うことをメディア・フレームという。本稿では,新聞による犯罪報道が事件により取り上げられ方が異なっていないかどうか,交通事犯を報じた記事を取り上げて検討した。東池袋自動車暴走事故と,神戸市バス事故を報じられ方(掲載件数,時期,新聞記事のテーマなど)から比較を行った。その結果,事故自体については新聞は淡々と報じていることが読み取れたが,東池袋自動車暴走事故については,高齢者の運転の安全性への疑問,特に自動車運転免許返納の議論へと発展しており,メディアでの露出度が高いことがわかった。

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犯罪事件報道におけるメディア・フレーミングについて https://t.co/0Dp7TsKbA8 >.メディア研究では,メディア報道の在り方が議論の争点づけを行うことをメディア・フレームという。 とある様に報道は議論の争点付を行なう。 そのため、記事に取り上げる取り上げないは隠蔽にも絡む。

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