著者
関口 寛 Hiroshi Sekiguchi
出版者
同志社大学人文科学研究所
雑誌
社会科学 = The Social Science(The Social Sciences) (ISSN:04196759)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.125-147, 2011-05-31

本稿は,20世紀初頭の日本におけるアカデミズムにおける部落問題認識について考察するものである。その手がかりとして,人類学者・鳥居龍蔵の被差別部落民調査を取り上げる。彼は人類学の観点から,東アジア圏の人種関係の解明という壮大なテーマのなかに部落問題を位置づけようとした。本稿はまず,彼が国内で実施した部落民調査の概要を明らかにし,これが彼の学問に与えた影響,さらにはその社会的反響について考察する。

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鳥居龍三と部落民 の論文を読んで関心を持った …部落調査についてはかつては情熱的に取り組みマスコミ上でも著名となったにも関わらず,中断し封印…その理由については明確には分からない…調査対象である被差別部落民からの抗議のほか全国水平社の活動が影響した… https://t.co/0sAs9wXLeB

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