著者
百瀬 今朝雄
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.1-11, 1999-03-30

23 0 0 0 OA 猿楽の説話と鬼

著者
岩崎 雅彦
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.37-82, 2002-03-30
著者
西野 春雄
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.103-136, 1982-03-31
著者
西野 春雄
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.59-88, 1993-03-30
著者
田口 和夫
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.89-105, 1993-03-30
著者
落合 博志
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.101-144, 1994-03-30
著者
西野 春雄
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.49-100, 1994-03-30
著者
表 章
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.1-40, 1976-02-20
著者
竹本 幹夫
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.1-35, 2002-03-30
著者
表 きよし
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.194-202, 1983-03-31
著者
橋本 朝生
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.109-141, 1985-03-31
著者
西野 春雄
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.163-178, 2001-03-20

二十世紀も終わり近く、二十一世紀の夜明けを目前にした平成十一年(一九九九)の能楽界は、比較的平穏な一年だった。大家・中堅、そして若い人達の活動も活発で、より広い観客層の拡大にむけての動きも見られた。ともすれば閉鎖的になりがちな能界の現状に危機感を抱いた若手能楽師たちが「能を次代に残すには、より広く親しまれるための努力が必要」と積極的に活動しはじめたことは喜ばしい。数年前に小鼓方の大倉源次郎氏が結成したグループ〈ツクスマ〉が先駆的な活動を展開してきたが、続いて東京のシテ方・囃子方5人の〈神遊〉(一九九五年結成)、中京・関西で活動するシテ方・囃子方・狂言方5人の〈能楽「鏡座」〉(一九九六年結成)、金春流若手4人の〈金春流 座・SQUARE〉(一九九八年結成)が旗揚げし、先輩たちも応援している。先人たちが何百年と演じ続けてきた作品に挑戦する舞台活動もあれば、能や狂言が現代に生きている証しとして新作能や復曲能、あるいは新作狂言に挑む舞台もある。新作ではここ数年宗教者に取材した作品が目立つが、今年もこの傾向が見られた。現代人は、能や狂言がもっている心の癒しを求めているのだろうか。一方、今や年中行事と化した趣の海外公演に目をやれば、欧米のほかに、宝生流中国公演や銕仙会メンバーによる韓国公演、同じく山本東次郎ほかによる韓国での「三番三」上演など、アジアでの公演も目立った年であった。アジアの時代が到来したか。国立能楽堂特別公演では昭和60年以来、実に十四年ぶりに黒川能が上演された。前回は三日間にわたる公演だったのに、今回は一日を三部に分けての強行日程で、疲労の度も限界ではと懸念されたが、みごとに演じ終え、五流の能とはまた別のおおらかな舞台に触れることができたのは嬉しかった。能界過去帳を繙けば、粟谷新太郎・岡次郎右衛門・川瀬一馬氏ほか、能界・学界で多年にわたり斯界の発展に尽くされた長老たちを見送らねばならなかった。詳しくは物故者の欄をご覧いただきたい。以下、文字どおりの管見で、しかも関東地方に傾きがちで恐縮ではあるが、平成十一年の能楽界の事象や出来事を、記録を中心に概観し、二十一世紀も間近い能界を展望する。
著者
西野 春雄
出版者
法政大学
雑誌
能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.17-33, 2000-03-15

平成十年(一九九八)の能楽界は、前年度の名古屋能楽堂の竣工に続いて、豊田市能楽堂・新潟市民芸術文化会館能楽堂など、地方での能楽堂竣工があいついだことが特筆される。そして、各地に建設された能楽堂の一つのモデルともなっている国立能楽堂が開場十五周年を迎えた年でもあった。関西では大江能楽堂が築後九十周年を迎え、二月には京都の観世会館の築後四十周年記念能が行われた。人事に目を転ずれば、六年ぶりに日本能楽会会員の第十次増員が行われ、あらたに五十七名が新会員となった。また、三月十七日付で葛野流大鼓方の亀井忠雄氏が宗家預かりとなり、五月には、幸流小鼓方の噌和博朗氏と高安流大鼓方の安福建雄氏のお二人が、いわゆる人間国宝に選ばれ、十月には観世流シテ方観世榮夫氏が能楽界から久しぶりに第二十八回モービル音楽賞を受賞するなど、慶事が続いた。他方、一月に歴史家の林屋辰三郎氏、四月に能楽評論家の長尾一雄氏、五月に能楽写真家の吉越立雄氏、六月に元国立能楽堂企画制作課次長の油谷光雄氏、八月に金剛流宗家金剛巌氏、十月に能の英訳を精力的に進めた島崎千富美氏、十一月に『能楽思潮』や「東京能楽鑑賞会」の立ち上げに尽力した佐々木直氏、十二月に能や美術・工芸・紀行・古典などの随筆や評論で知られる随筆家の白州正子氏と、能役者・能楽写真家・能楽研究者・随筆家と、訃報があいついだ。春から夏にかけて喪服を着ない月はなく、詳しくは物故者の欄を読んでいただきたい。能界活動に目をやれば、各流各派の定期的な活動のほか、記念の催しや個人の会・同人会も多く、催会の数の上では盛況を呈しているように見える。しかし、忙しすぎるのも善し悪しで、ともすると惰性に流れる危険性が潜んでいる。また、これまでもしばしば言われて来たことであるが、若い人たちが稽古に充てる十分な時間が確保されているのかどうか心配でもある。流儀あげての別会といいながら、見所がやや寂しい会もあった。また、近年の傾向として、能・狂言の入門・啓蒙書の出版が目立つ。ここでは書名はあげないが、戦後の能楽出版史を概観しても、こんなに刊行が続出した年もないと思う。それに引き換え、謡本が売れなくなっているという。原因の一つにコピー全盛時代を指摘する声もあるが、それは現象面に過ぎまい。謡人口そのものが減少しているようで、根はもっと深い所にあるような気がする。以下、誠に狭い見聞で、しかも関東に傾きがちで恐縮ながら、平成十年の能楽界の出来事や事象を記録を中心に概観し、二十一世紀も間近い能界を展望することにしたい。