著者
黒田 洪平 齊藤 兆古
出版者
法政大学情報メディア教育研究センター
雑誌
法政大学情報メディア教育研究センター研究報告 (ISSN:18807526)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.79-82, 2007-03-20

電気電子機器に使用される全ての導体における高周波動作は表皮効果を喚起させてしまう.特に現代の高速なコンピュータ内部の高周波駆動するバスは熱損を引き起こす大きな表皮効果が起きる。本論文では、我々は多様な断面形状持つ導体高周波な電流を流した時の表皮効果の可視化を試みる。表皮効果の可視化により,電流分布が均一になるような最適な断面形状を持つ導体の探求を試みる。つまり銅損の可能な限り最小にする導体断面形状の最適化ということを意味する。 表皮効果などの電流分布の可視化することはヘルムホルツ方程式を解くことを本質としている。我々は等価回路を用いることにより変微分方程式を減らす準解析的手法を採用する。等価回路に流れる枝電流を求めることによって電流分布の可視化を行う。
著者
常盤 祐司
出版者
法政大学情報メディア教育研究センター
雑誌
法政大学情報メディア教育研究センター研究報告 (ISSN:18807526)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.33-44, 2018-06-01

米国Instructure社が提供している授業支援システムCanvasは、米国とカナダの大学における基幹LMSの2016年の新規導入案件において、77%ものシェアを獲得した。このCanvasは第三世代のLMSとも言われておりクラウドやスマートフォンを前提として開発されている。日本におけるCanvasの導入実績は現時点では少ないが、米国の状況を踏まえると今後導入が進むことが予想される。筆者は日本IMS協会の活動を通じ、Instructure社との関係を深め、Canvasを試験的に利用することができ、さらに公開されている情報からCanvasに関してある程度の知見を得られた。本稿では、(1)日本の大学での利用、(2)日本版NGDLEの学習プラットフォームとしての利用、(3)教育支援システムに関する研究・開発のプラットフォームとしての利用について、それらの可能性を評価することを研究課題として調査を行った結果について報告する。
著者
山口 尉良 後藤 裕太 岩原 光男 長松 昭男
出版者
法政大学情報メディア教育研究センター
雑誌
法政大学情報メディア教育研究センター研究報告 = 法政大学情報メディア教育研究センター研究報告 (ISSN:18807526)
巻号頁・発行日
vol.20, 2007-03-20

本研究はソフトテニスラケットに関する研究である.一般的な硬式ラケットについてはいくつかの研究が進んでいる。しかし、軟式テニスラケットについてはあまり研究がなされていない。本研究では軟式テニスラケットをモード解析し、その特性を調査した。