著者
山本 浩二
出版者
常葉大学造形学部
雑誌
常葉大学造形学部紀要 = TOKOHA UNIVERSITY FACULTY OF ART AND DESIGN RESEARCH REVIEW (ISSN:21884366)
巻号頁・発行日
no.16, pp.103-110, 2017-12-31

我が国においては明治期以降、美術教育における基礎的な造形力を養う方法としてデッサンの習得が行われてきた。特に日本の美術系高等教育においては入学試験でデッサンを課すという場合が多く、受験のための訓練と認識されることも多いのが現状である。本稿ではデッサンを単に描画のための技術と捉えるのではなく、ものを見るという行為について知るとともに様々なものの見方を獲得するための訓練と位置づけ、あらゆる美術ジャンルに共通する問題である視覚ということについて考察を進めることで美術教育におけるデッサンの役割について明らかにしようとするものである。
著者
蜂谷 充志 関本 幸治
出版者
常葉大学造形学部
雑誌
常葉大学造形学部紀要 = Tokoha University, Faculty of Art and Design research review (ISSN:21884366)
巻号頁・発行日
no.15, pp.47-55, 2017-03-01

概要: 現代美術研究教育において、写真による表現研究を授業プログラムとして取り扱う過程で導出された、表現理論と教示方法の事例に基づき、一考察としてまとめた。
著者
加藤 之敏 ポンワルット チラユ 合津 正之助
出版者
常葉大学造形学部
雑誌
常葉大学造形学部紀要 = Tokoha University, Faculty of Art and Design research review (ISSN:21884366)
巻号頁・発行日
no.15, pp.63-75, 2017

造形教育の地域貢献方授業実践にについては、特に造形学部のような美術系教育機関では、以前より地域と密接に関わり、美術制作をとおして様々な企画を行ってきた。 今回の地域貢献方授業実践については、徳川家康公四百年祭+造形学部+静岡刑務所の3 つのカテゴリーのなかで、新しい地域貢献のあり方を模索した。