著者
小出 貴宏 熊谷 直紀 佐藤 健輔 田村 宏司 河原 健太郎 播磨 賢司 福島 忠徳 橋本 英一 杉木 光輝 竹ヶ原 春貴
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
スペース・エンジニアリング・コンファレンス講演論文集 2003.11 (ISSN:24243191)
巻号頁・発行日
pp.15-20, 2003-01-23 (Released:2017-06-19)

Pulsed Plasma Thrusters (PPT) using Teflon as solid propellant has characteristics of simplicity, lightweight, and high durability in recent years. Therefore, PPT propulsion system has the advantages for the small, micro-and nano-satellite attitude control. Tokyo Metropolitan Institute of Technology (TMIT) has started R & D on PPT system with the collaboration of NASDA. This paper describes its present status of the R & D. In the BBM phase, we tested that hood angle and electrode material was changed. In this result, we have researched optimum performance of TMIT-PPT. Now we have shifted from BBM-phase to EM-phase.
著者
古賀 将哉 宮里 和良 松永 三郎
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
スペース・エンジニアリング・コンファレンス講演論文集 2016.25 (ISSN:24243191)
巻号頁・発行日
pp.1A5, 2016 (Released:2017-06-19)

衛星から地上局へ届く RF(Radio Frequency) 信号は,ドップラ効果による周波数のずれがあり,地上局との距離や衛星の姿勢によって地 上局での受信 C/N(搬送波対雑音比) が変化する.しかし地上試験においてこれらの影響を含めることは難しい.そこで本研究では,ソ フトウェア無線を用いて,軌道・姿勢データやアンテナ利得パターンから,時々刻々と周波数や C/N が変化する衛星の RF 信号を再現 するシミュレータを提案・開発する.このシミュレータにより,実際の地上局を用いて RF 信号レベルの通信試験を行うことができ,地 上局システム全体の信頼性を高めることができる.実際に開発したシミュレータを用いて,普段の衛星運用と全く同じ手順で,運用オ ペレータの訓練を行うことが出来ることを示す.