著者
貝原 巳樹雄
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
情報化学討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.J10-J10, 2010

小さなステップの積層によって学習すると高速かつ高精度で学習できるという人工知能の考え方を、講義で活用しようと考えた。発想法の一種、イメージを多用し、キーワードとつなぐ形態のマインドマップや思考展開図にマインドマップをインストールしたパノラマによって実施した事例とアンケート結果、およびその課題について報告する。
著者
幡生 あすか 原田 雅史 高橋 由武 渡辺 俊輔 山下 典之 伊藤 世士洋 岡本 晃典 高木 達也
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
情報化学討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.P22-P22, 2011

画像診断の分野で,診断の迅速化および医師の診断支援を目的に,健常者と患者の画像データを統計的に比較する手法が考案されてきた。しかし複数の疾患の可能性を比較,検討し,予測するためには,健常者と患者の判別だけでなく,疾患同士の比較,判別が必要である。そこで,脳血流画像の座標点を脳の機能区分に分け,分類に必要な区分を選択し,サポートベクターマシンによるアルツハイマー病とパーキンソン病の分類に取り組んだ。
著者
佐藤 寛子 青木 淳 浅岡 浩子
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
情報化学討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.J02-J02, 2005

基盤ソフトウェアのオープンソース化は共通技術の共有化によるソフトウェア技術の発展と次世代の育成と継承のために重要である.しかし,化学ソフトウェアの市場は圧倒的に欧米製のもので占められており,かつ共通技術であっても公開されているソースコードは極めて少ないのが現状である.そこで我々は,基盤技術の一つである化学グラフィックソフトウェアのオープンソース化に向けてライブラリの構築を進めてきた.今回,本ライブラリの公開に向けて,その機能と特色について,考え方と合わせて報告する.
著者
細矢 治夫
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
情報化学討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.J14-J14, 2006

演者は1971年にトポロジカルインデックスZを提案し、鎖式飽和炭化水素の沸点等の熱力学的諸量との構造活性相関を調べた。更にそのZを用いたグラフ理論的分子軌道法への展開をはかってきた。最近そのZが、情報化学的な役割だけでなく、ピタゴラスの3角形、ヘロンの3角形、ペル方程式の解等の,基礎数学や整数論の分野の諸定理や未解決問題に極めて有用な役割を果たすことが分かって来たので、その概略を紹介し,情報化学的な面への展開を議論したい。