2 0 0 0 OA 山地農作法

著者
近野 英吉
出版者
社団法人 砂防学会
雑誌
新砂防 (ISSN:02868385)
巻号頁・発行日
vol.1948, no.2, pp.29-30, 1948-11-20 (Released:2010-08-06)
著者
大久保 駿 服部 泰英
出版者
公益社団法人 砂防学会
雑誌
新砂防 (ISSN:02868385)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.10-19, 1973-01-20 (Released:2010-04-30)

The Boso Penisula area suffered from big slope failure disasters caused by Typhoon No. 25 carring torrential rainfall in September 1971.Immediately after the disasters, we carried out the several investigations, that is, about the consciousness of residents for the slope failure, and the situations of slope failure using the ground investigation methods and the aerial photogrophic interpretation.In this paper, we report the characteristics of slope failure which io one part of informations we got.We classified the slope failure to 10 types taking note of geological and topographical conditions.All of them, typical failure is the sliding of top soils on the Narita layer (sand layer) and the sliding or falling of top soils or weathering layer on the bedrock in the tertiary area.The slope failures in the Narita layer area are apt to be dominated by something unusnal on the top of slopes and the location of mudstone layer lying between sand layer. The other hand, in tertiary area, the most inportant factors for slope failure are the locations of small valley on the slope and the dippression of surface plane on the mudstone layer.
著者
村野 義郎
出版者
社団法人 砂防学会
雑誌
新砂防 (ISSN:02868385)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.14-23, 1965 (Released:2010-04-30)

土石流の一例として, 大正15年5月24日の十勝岳爆発に伴って発生した土石流についての調査結果を報告する。この土石流については既に種々の立場から, 多数の報告が提出されているので, これらの文献調査, ならびに空中写真の判読, および現地調査などの結果を綜合することによって, その実態をかなり明らかにすることができた。また, 泥流に関する水路実験を行ってこの土石流の流量を推定し, かつこれを文献にしたがって検討した。
著者
辰野 良秋 堀内 照夫
出版者
Japan Society of Erosion Control Engineering
雑誌
新砂防 (ISSN:02868385)
巻号頁・発行日
vol.1959, no.32, pp.21-26, 1959

(1) 霜柱は一般に土壤を混んじて上長し, これが土壤侵蝕, 斜面緑化不成功の原因になるが, 展圧された土壤面, 新しい盛土, 切土面から発生する霜柱は, 土壤中の水分を多量に析出するが, 扛起する土量は非常に少い。<br>(2) 発生する霜柱の量は, 土壤条件が一様であれば気温が零度以下にある間の積算温度に比例する。また積算温度は最低気温に比例する。<br>(3) 藁伏工は気温が低くない間は (-3°程度まで) 効果は著しいが, それ以下に低下すれば効果は半減する。しかしながら裸地に比較すると霜柱発生量は少く, 発生する霜柱も土壤表面から出るので, 侵蝕防止的にも, 斜面混播保護の面からも効果は期待出来るが, 藁の量, 伏せ方等には問題が残された。この場合3本並べが良いと考えられた。<br>(4) 霜柱, 凍上現象は斜面の方位によつて著しく趣を異にするが, 斜面の上, 下の部位によつても異る。<br>(5) 土壤改良剤の土質改良効果は粘質土に対する場合, アロンA-20pに顕著な効果が認められ, 霜柱の発生を防ぐことは出来たが, 受蝕性が却つて大となつた。