著者
澤田 佳代 宇留賀 和義 榎田 洋一 島田 隆 森 行秀 小山 智造
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004年春の年会
巻号頁・発行日
pp.529, 2004 (Released:2004-08-20)

超臨界CO2中でのtri-n-butylphosphate(TBP)硝酸錯体による酸化ウランの溶解反応について検討を行った結果、濃硝酸とTBPを同体積混合して作成したTBP硝酸錯体(TBP: 2.7 M、HNO3: 4.9 M、H2O: 1.6 M)では、ウランに対して錯体中のHNO3比が4となる錯体添加量のときにウランの抽出率は80%となり、抽出液中には亜硝酸の存在が認められた。