出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.14-19, 2000-04

アジア最大のマック関連製品展示会である「MACWORLD Expo/Tokyo 2000」が2月16日〜19日の4日間,千葉市美浜区の日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で開催された。新型PowerBookや特別仕様のiBookなど,新製品が目白押しだったが,一番注目を集めたのは初公開となった新OS「Mac OS X(テン)」の日本語版だった。 MACWORLD Expoの目玉といえば,やはり基調講演。
著者
白瀧 由裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.5, pp.230-233, 2000-05

●アップルコンピュータ(TEL 03−5940−2530,http://www.apple.co.jp/)●13万8000円●1999年12月下旬アドテックの「AD−DVT15X」出荷で,アップルコンピュータの「Apple Studio Display」のコンペティターが現れた。従来の液晶ディスプレイがアナログと呼ばれることに対して,両者はデジタル情報を直接受け取って画面に表示するデジタル液晶ディスプレイに分類される。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.10, pp.68-75, 2000-10

2000年9月1日より,@nifty,BIGLOBE,So-netは月額2000円で使い放題などの新料金プランを始めた。一方,通話料では,1カ月4500円でプロバイダーにつなぎ放題のフレッツ・ISDNが大人気だ。インターネット接続料金は確実に安くなった。ただし,使い方によって,お得なプランは異なる。
著者
柴田 淳
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.7, pp.174-181, 2000-07

▲電子メールを使っていると不可解なトラブルに遭遇することがある。トラブルの多くはユーザーには理解しがたい原因で発生するため,電子メール・クライアント・ソフト(メーラー)とメールサーバーの「相性」という,あいまいな言葉で片付けられるケースが多い。▲電子メールの受信/送信は驚くほど単純なプロトコル(通信規約)で動作している。
著者
片山 哲也
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.8, pp.128-131, 2000-08

Palm機へのアプリのインストールやバックアップは,通常Palm Desktopを使って実現する。しかし,多くのアプリをインストールしたり,後からインストールしたアプリのバックアップをしようとすると,Palm Desktopでは面倒だったりうまく実現できないケースもある。今回は,インストールやバックアップを簡略化/高機能化する便利ツールを紹介しよう。
著者
ビットアーク
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.5, pp.180-183, 2000-05

ファイルメーカーProの「カスタムWeb」を利用するには,データベースとWebブラウザーが情報をやり取りするための特殊タグ「CDML」(Claris Dynamic Markup Language)をHTML内に記述する必要がある。こうしたHTMLファイルを作るときに重宝するのが,ファイルメーカー社が販売しているWebページ作成ソフト「ホームページPro」だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.9, pp.156-159, 2000-09

本連載ではこれまで,「ホームページPro」のアシスタント機能を使ったCDML(Claris Database Markup Language)入りHTMLの作り方や,CDMLライブラリを使ったHTMLの自作,セキュリティー管理などの基本事項について解説してきた。前回は実践テクニック編として検索サービスを取り上げたが,今回はその第2弾。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.7, pp.198-201, 2000-07

CDML(Claris Dynamic Markup Language)はファイルメーカーProの「カスタムWeb」機能の神髄。CDMLを使ったHTMLファイル作成で便利なのが,ファイルメーカー社のWebページ作成ソフト「ホームページPro」で,本連載の第2回(2000年5月号)ではこのソフトのアシスタント機能「ファイルメーカーProアシスタント」を使ってみた。 実はホームページProにはもう1つ便利な道具がある。
著者
澤 和孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.6, pp.132-139, 2000-06

▲新世代インタフェース・シリーズ最終回の今回は,iMac以降大ブレークの感があるUSB(Universal Serial Bus)について解説する。▲USBは元々,米Intel社が開発したシリアル・バス技術を基に,いくつかのメーカーが集まって規格化したもの。当初はPC互換機向けの汎用シリアル・インタフェースとして,1996年2月に最初の仕様が登場した。
著者
バスケ
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.11, pp.56-63, 2000-11

▲今月から数回にわたって,Mac OS X(テン)について技術的な解説を試みる。まだ正式版が未発売のOSだから,この時期のこうした連載には多少の無理がある感は拭えない。正直言って筆者にも不安はあるが,プログラマーの視点から見た解説記事も一興ではないかと思う。▲Mac OS Xは2つの異なるOSを統合したマックの次世代OSだ。1つは言うまでもなくMac OS。
著者
澤 和孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.194-201, 2000-03

▲パソコン技術という観点から見ると,1998年のiMac登場はいわゆるレガシー・インタフェースを一気に切り捨てた点が衝撃的だった。iMacは外部機器用のインターフェースとしてUSB(Universal Serial Bus)しか持たず,これ以外はEthernet,モデム,IrDA(後のバージョンでは廃止された)といった通信ポートだけ。
著者
柴田 淳
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.8, pp.138-145, 2000-08

▲電子メールを取り巻く世界で大きな問題となっているのがスパムメールである。迷惑メールを送るための踏み台にされないよう,SMTPサーバーにセキュリティー対策を施すプロバイダーが増えている。▲しかし,セキュリティー対策が裏目に出て,正規利用者のトラブルを引き起こす原因にもなっているのが現状だ。今回はまず,メール送信時のトラブルの背景や回避方法について検討する。
著者
柴田 淳
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.10, pp.126-134, 2000-10

▼メールの送受信や,サーバーに送る前のデータ加工と併せて,メール・クライアント(メーラー)の大きな柱となる機能がメールの保存/管理だ。メールの「保存形式」はメーラーによって異なる。これは,メールの管理方法に影響するだけでなく,メールファイルが壊れるといったトラブルへの対処法とも大きく関連している。
著者
澤 和孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.5, pp.156-163, 2000-05

▲前回はFireWire(IEEE1394)の概要と開発の経緯,および実際に信号伝送に使われている仕組み,特に4本の信号線で高速な転送を可能にした技術である「DS−Link」について解説した。▲FireWireの特徴はこのほかに,ホットプラグ,自動ターミネーション,異なる機器が同時に混在可能,パソコン抜きでもデータの相互転送が可能,といった主に使い勝手の面が挙げられる。
著者
澤 和孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.152-159, 2000-04

▲今回はFireWire(IEEE1394)について解説する。FireWireを搭載した最初のマックは1999年1月に発表された青白きょう体の「Power Macintosh G3」である。その後,10月に登場した「iMac DV」シリーズでも採用され,新しい「PowerBook」で初めてノート・パソコンに搭載された。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.202-207, 2000-03

ついに次世代OS「Mac OS X」の新しいユーザー・インタフェース(UI),その名も「Aqua」が姿を現した。現時点では限られた情報しか得られてないが,その範囲内で位置付けや可能性を評価してみた。表面的なデザインを重視するとともに,初心者の使い勝手を重視した改良が加えられている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.9, pp.122-127, 2000-09

いよいよ9月に迫ったMac OS Xのパブリックベータ版の公開は,多くの人が期待を持って(一部では使い勝手の低下を心配しながら)待ち受けている。まだまだ秘密の多いMac OS Xだが,開発者向けの資料も徐々に一般公開されてきており,内部的な仕組みが少しずつ分かってきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.10-13, 2000-03

iBookやiMacなどに内蔵して使える低価格の無線LANシステム「AirPort」注)は,米国ではすでに発売済み。米国版を実際に使用した結果,線がないのは確かに便利で,しかも通信速度も期待以上。日本で「AirMac」が発売されたあかつきには,ケーブル接続が面倒と感じているiBookユーザーなら"買い"の製品だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.220-223, 2000-03

CPUをアップグレードすれば,使用中のマックを最新機種の性能に近づけられる。ただし,自分のマックに装着できるかどうか,そのマックでCPUの力を完全に引き出せるかを,確認する必要がある。そこで,今回はCPUアップグレード・カードの選び方を紹介する。自分のマックの世代を確認 現在,市販されているCPUアップグレード・カードは,5タイプに分けられる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.7, pp.10-13, 2000-07

Mac OS X製品版のリリースは2001年1月──WWDC 2000冒頭の基調講演で米Apple Computer社CEO,Steve Jobs氏は,今夏に登場予定だった期待の新OSの発売延期を明らかにした。ただし,ただの延期ではない。夏にはApple初の公開ベータ版を一般ユーザーに提供し,フィードバックを反映して製品の完成度を高める計画だ。