著者
Abe Hideki
出版者
東北公益文科大学
雑誌
東北公益文科大学総合研究論集 : forum21
巻号頁・発行日
no.6, pp.a141-a158, 2003-12-15

本論文における調査の目的は、学習者中心のタスク活動が英語の音韻習得に及ぼす影響を考察することにある。一定期間、ほぼ同一レベルの学習者に対して異なった教授法(従来型と発見型学習)のもとで学習した被験者の音韻習得、特に超文節的要素の習得に関する結果を考察してみると、発見型学習を経験した被験者の方が、学習到達度が高いことが判明した。このことから英語音韻習得における認知的アプローチに基づく教授法の有効性を主張する。 This paper reports on my study, which attempted to ascertain to what extent a communicative-cognitive approach affects Japanese college students' improvement of given English prosody, namely rhythm, linking and elision. The subjects were divided into two groups to which two different treatments (Group 1: listen-and-repeat-centered, Group 2: interaction-and-discovery-centered) were given over the period of one month respectively. The results showed that there were significant differences in subjects' oral skills between the two groups.
著者
前坊 洋
出版者
東北公益文科大学
雑誌
東北公益文科大学総合研究論集 : forum21 (ISSN:18806570)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.103-126, 2003-05-30
著者
阿部 秀樹
出版者
東北公益文科大学
雑誌
東北公益文科大学総合研究論集 : forum21 (ISSN:18806570)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.A137-A143, 2004-05-30

本稿は、現代英語の主要方言と非母語話者の母音の特徴を取り上げ、内在する音韻構造を論じながら、発音指導における標準表記の可能性を考察する試論である。英語は今や全世界に通用する国際化した言語としての側面と、世界の各地でそれぞれの地域の文化を背負いながら特殊化し自立した英語としての側面を併せ持っていることに鑑み、わが国の英語教育、とりわけ発音指導におけるモデルとしては、主要方言のいずれか一つを規範とするのではなく、英語母音に関わる音韻構造の分析に基づいた標準表記がより妥当であることを提案する。