著者
本郷 修
出版者
日本応用糖質科学会
雑誌
澱粉工業学会誌 (ISSN:04169662)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.1-8, 1958-09-20 (Released:2011-07-01)
参考文献数
14
被引用文献数
1
著者
貝沼 圭二 小田 恒郎 鈴木 繁男
出版者
日本応用糖質科学会
雑誌
澱粉工業学会誌 (ISSN:04169662)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.51-54, 1968-11-20 (Released:2010-06-28)
参考文献数
4
被引用文献数
2 1

光源ランプの光を全域用いて,透光度変化を測定している従来の方法に比較して,フィルターを用い分光した本報の結果は,短波長域を用いることにより,透光度変化をかなり低温から把握することを可能にした。例えば,トウモロコシ澱粉についてみると,アミログラフの立上り温度が70℃ を示したサンプルの場合,本装置を用い,372mμ の波長で測定を行なうと,60℃ 附近から急激に,透光度が減少し,その後増加することを認めた。また同一サンプルを610mμ 或いは970mμ で測定するとこの変曲点は65℃ になっている。 本装置を用いれば,澱粉を加熱した場合におこる変化を,アミログラフィー,その他従来の方法で感知できる温度より更に5~10℃ 低い温度から測定することが可能である。以上を要約すると,(1) フィルターを用いて分光した短波長光線を使用して,従来のいかなる方法でも感知し得なかった低温における澱粉粒の変化を測定した。(2) 微分回路を導入したことにより,フォトペーストグラムの変曲点を明確に知ることを可能にした。(3)加熱中における澱粉粒の部分過熱を防止するため,マントルヒーターによる外部からの加熱方式をとった。

1 0 0 0 OA 葛粉について

著者
前田 清一
出版者
日本応用糖質科学会
雑誌
澱粉工業学会誌 (ISSN:04169662)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.18-25, 1967-12-20 (Released:2011-02-23)
参考文献数
9
被引用文献数
1

葛根より製造される葛粉の詳細な歴史は明らかでないが,かなり古い時代から日本人の生活に直結していたことは,自家用または救荒食糧の形で文献にも明示され,現在に至るも特殊な地域で手工業的に少量生産され高価ではあるが,製菓,材料などの特殊用途向となり,賞賛を博しているが,葛粉の特性に関する研究は甚だ僅少で進歩した食品化学的手法を駆使して葛粉の特性を研究すべきで,斯くすることによって新しい澱粉の開発も進められることであろう。 終りに本調査に当り御懇切なる御指示を賜わった吉野葛本舗黒川重太郎氏並びに葛粉などのアミログラム及び顕微鏡写真を作成して頂いた味の素K.K.川崎工場高橋礼治氏に謝意を表します。