著者
上村 直己 上村 直己
出版者
熊本学園大学
雑誌
熊本学園大学論集「総合科学」 (ISSN:13410210)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.87-114, 2008-04
被引用文献数
1

今回訳出したのは、地質学者・地理学者フェルディナンド・フライヘル・フォン・リヒトホーフェン(Ferdinand Freiherr von Richthofen, 1833-1905)が幕末にオイレンブルク伯爵を団長としたプロイセン使節団の学術員(地質学)として来日した際の日本滞在日記の一部である。
著者
土井 文博
出版者
熊本学園大学
雑誌
熊本学園大学論集「総合科学」 (ISSN:13410210)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.23-47, 2003-10
著者
上村 直己 上村 直己
出版者
熊本学園大学
雑誌
熊本学園大学論集「総合科学」 (ISSN:13410210)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.121-149, 2007-04

今回訳出したのは、2回目に来日した際の日記のうち九州旅行に関する部分である。この時リヒトホーフェンは研究旅行家として1870年9月9日(旧暦明治3年8月14日)に横浜を出発し、それより西に向い富士山に登り、それから一旦江戸に戻りしばらくそこに滞在した。次いで、東山道、琵琶湖周辺を調査し、さらに進んで中国地方を経て九州へ渉った。特に九州旅行記は苦心の末に成ったと推測され、街道、住民、諸侯及び産業等詳細に記述されている。