著者
三浦 尚志 小椋 大輔 荻野 登司 巽 佑介
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第3巻 空調システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.213-216, 2014 (Released:2017-11-15)

ルームエアコンディショナーの除湿特性及び制御を明らかにするために、人工気候室2室に室内機と室外機を設置し、エアコンが処理した顕熱・潜熱能力や室内機吹き出し風量、冷媒温度等を計測した。除湿方式の異なる2機種(再熱除湿方式及び弱冷房除湿方式)において、冷房運転と除湿運転を測定し、様々な稼働状況を再現するために室内機設置室内の温湿度を変えて実験した。本報告では主に室内機の吸込・吹出気流及び熱交換器表面温度から、室内機内気流の温湿度変化について考察した。
著者
大類 正洋 北原 博幸
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第3巻 空調システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.241-244, 2014 (Released:2017-11-15)

エアコン室外機の背面間隔が狭いと,通風抵抗の増加により熱交換器の通風量が低下し,凝縮温度の上昇を招き,消費電力の増加・高圧カットによるエアコン停止・運転能力の低下が懸念される。背面間隔を広くとることができれば室外機の通風抵抗を減じ,エアコンの消費電力を抑えることができ,ピークカットにも貢献できる。本稿では,ルームエアコンの冷暖房運転時に背面間隔を変えることによる省エネ性を実験およびシミュレーションを行うこととした。