著者
和田 侑也 田中 一晶 中西 英之
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

一般的なビデオ会議システムでは,対面環境よりも会話相手の存在感が希薄であるという問題がある.我々は,遠隔地間で疑似的に握手をすることができれば,会話相手の存在感が向上するのではないかと考えた.本研究では,握力,温かさ,柔らかさといった握手の感覚を再現することができるロボットハンドを開発し,ビデオ会議システムに装着した.このシステムを用いて,遠隔地の会話相手の存在感が向上するかを調べる実験を行った.

言及状況

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手を温かくすると効果がある、というのは、阪大の中西先生が遠隔握手の研究で評価している。2012年 https://t.co/UsuFgiNcTO https://t.co/qKl3T2pgCp
一応参考までに、握手のリアリティを求めたシステムは、この論文の先行研究にすっきりまとめられていますね:https://t.co/GQGJGf3p26。ただ、やはり全て「遠隔コミュニケーション」が主目的となっています。

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