著者
尾崎 純一 石井 孝文 神成 尚克
出版者
群馬大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究は、標題のシステム構築に必要な二種類のカーボンアロイ触媒の開発を目的とした。過酸化水素生成選択性をもつ触媒の開発では、第4周期金属を添加したポリマーを炭素化し、その過酸化水素生成を評価した。第2の触媒は、ヘテロポリ酸を固定化するための塩基性カーボンアロイであり、この触媒のキャラクタリゼーションと3-methyl-3-buten-1-ol酸化反応特性を評価した。その結果、表面塩基性をもつカーボンがヘテロポリ酸の固定化に有効であること、担持されたヘテロポリ酸の電子状態と酸化触媒活性および選択性をカーボン担体の表面特性でコントロールできる可能性を見出した。

言及状況

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白金が水の電気分解で水素とかの場合も高性能らしいけども電気分解の電極と言う意味でもカーボンアロイは期待されているようだね。普通は水素電気自動車の発電触媒だけども。https://t.co/zEQsQnhlOA

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