著者
中島 岳志
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

1920年代前半は大正デモクラシーが拡大した時期とされる。しかし、その数年後の30年代には超国家主義が拡大したとされる。この急激な変化の間にあるものは何か。本研究では、大正デモクラシーと超国家主義・アジア主義の連続性に注目し、その特質を追究した。特に新人会・無産政党メンバーの思想と行動に着目し、彼らの構想に内在する超国家主義・アジア主義の論理を抽出した。成果の一部は『超国家主義-煩悶する青年とナショナリズム』(2018年、筑摩書房)として出版した。

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「丁紹仭・・・がいつも通訳を務めた。丁は今後の日中和解の連絡役として、・・・宮崎龍介・・・を指名した。近衛は龍介を「支那の台所から入っていける人物」と認識し、その名を記憶した。」 https://t.co/07dkBbvEDA
中島岳志(東京工業大学教授) <声明>韓国は「敵」なのか https://t.co/c3NCBIrn8a #科研費 アジア主義と大正デモクラシー:新人会・無産政党のアジア観を中心に https://t.co/krjFfDj5rT 配分額 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)

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