著者
羽山 伸一
出版者
日本獣医生命科学大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

2011年3月に東日本大震災に伴って爆発した福島第一原発から放出された放射性物質に被ばくした野生ニホンザルを対象に、被ばくによる健康影響を明らかにした。筋肉中放射性セシウム濃度は、ほとんどの個体で数十~数百Bq/kgを示し、2011年当時から徐々に低減しつつあるが、1000Bq/kgを超す個体も未だにいるため、高濃度に汚染した食物を摂取している可能性が示唆された。また、原発災害前に妊娠した胎仔と災害後に妊娠した胎仔の相対成長を比較したところ、災害後の胎仔で体重と頭部のサイズのいずれも有意に低下していることが明らかとなった。

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再放送  明日です。というか水曜に入ってからですが https://t.co/Bwd3zv3lKJ この獣医学部の教授は出なかったのだろうか? https://t.co/HX8i1N3IZq https://t.co/tp8o1bg6Ek
こちら科研費の報告書 忖度なんぞせずにありのままに書いてくれているようにあります。 https://t.co/HX8i1N3IZq ニホンザル400体の死体を回収 よくぞやっていただいた。筋肉中に1キロあたり1000ベクレルですよ。 ページ丸ごと画像にします。 https://t.co/CuGXrMEzZH
KAKEN — 研究課題をさがす | 原発災害後における野生ニホンザルの健康影響 (KAKENHI-PROJECT-16K08087) https://t.co/HCHyDDEHbz

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