著者
繁宮 悠介
出版者
長崎総合科学大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

交尾器破壊が起こらず多回交尾が可能なゴミグモでは、オスはメスの交尾歴に基づくメスの選択を行わず、交尾器破壊が起こり1回交尾と考えられるミナミノシマゴミグモでは、春世代に限れば未交尾のメスが選ばれやすかった。オスが糸を弾いて送る振動信号(求愛歌)は、種間の違いはあるものの、ミナミノシマでメスの1回交尾の機会を獲得するためにオスが行動を進化させている証拠は見つからなかった。どちらの種でも、メスの網に2匹のオスが同時に侵入した場合にもオス間の闘争は見られず、メスはどちらのオスとも交尾するなど、メスによる選択も起こらないようだ。

言及状況

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@McE1592 まず、性的捕食について。 オオカマキリや https://t.co/XtCdCmI9X9 ゴミグモ https://t.co/Myd5a7jl3P のように、性的捕食は様々な種で行われ、かつ淘汰よりもむしろ選択として機能するよう種ごとに様々な戦略がとられてるみたい。なので、今回の例はそれらの戦略の一つってだけじゃない?と思う。

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