著者
大森 勇門
出版者
大阪工業大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

食品における結合態D-アミノ酸の存在と異性化を促進する要因について解析を行った。サプリメントとして販売されているコラーゲンペプチドには、結合態D-ValがD/D+L比20%程度の非常に高い割合で存在することを見出した。一方でダイズやホエー由来ペプチドでは結合態D-Valは検出されなかった。またAspジペプチドをモデルとして異性化を促進する加工処理を検討した。電子レンジでの加熱において、アルカリ条件では700 W、30秒で異性化が進行することを見出した。既知の条件よりもかなり低い温度と短時間で進行することが明らかになり、マイクロウェーブが結合態アミノ酸の異性化を促進することが示唆された。

言及状況

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東邦大,D-アミノ酸酸化酵素活性を蛍光評価 https://t.co/ym6ZwKbVQI 食品における結合態D-アミノ酸の分布と異性化を促進させる要因の解析 https://t.co/NIYRznwZdo 自分が超軽く追ってみた感じがこうでした。 気になる人はもっと追ってみたらいい。 我が家では蒸しタオル作るときしか使わないです。 https://t.co/do29QGVxsT

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