著者
吉田 春夫 アンジェイ マチエフスキー マリア プシビルスカ
出版者
国立天文台
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

全エネルギーが負の時のケプラー運動の軌道は,初期値によらず周期軌道(楕円軌道)になる.この軌道が常に周期軌道になるという性質は,考える系が最大数の独立な第一積分を持つこと,つまり系の超可積分性の帰結である.本研究ではポテンシャル場での質点の運動がこのような超可積分性を持つための必要条件を,具体的なアルゴリズムの形で初めて与えた.本結果は科学研究費補助金によって可能となったポーランドの研究協力者との共同研究によって得られた.

言及状況

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古典力学の重要性というと、いつも国立天文台の吉田春夫先生の言葉を思い出します。 とくに何回か紹介しているこの科研費の文章です。(可積分系についてのコメントですが) https://t.co/riIn83yfAq
何れにせよ超可積分系は、基本的な問題ですが、日本の研究者は少ないです。 吉田さんの科研費 https://t.co/mhshCWboLc の報告書には、

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