- 著者
-
木庭 康樹
- 出版者
- 広島大学
- 雑誌
- 若手研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2006
本研究では、21世紀の新たな教育文化の創造に向けて、まず、身体彫刻やボディアート,スポーツ映像や身体文学、伝統舞踊などの身体表現に見られる感性教育的効果を考察し、それらの身体文化が学習者の感情表現を豊かにするだけでなく、生活世界におけるポジティブな身体認識にも寄与することが明らかとなった。また、現在最もポピュラーな身体運動文化であるスポーツについては、スポーツ運動とスポーツ行為の区別およびスポーツ文化の教材化の方法について、それらの全体像を提示することができた。