著者
中尾 友紀
出版者
椙山女学園大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

日本の社会保険は議論が開始された1880年代から、特に公的年金には巨額の国庫負担の必要が認識されていた。保険という形式だったが、公的年金はあくまで労働者あるいは「少額所得者」を救済する防貧政策だったからである。このような理念で1941年に創設された労働者年金保険は被保険者の適用範囲を「少額所得者」に制限し、その上で保険給付に要する費用にも国庫負担を規定した。したがって、国庫負担は「少額所得者」の救済を意図したものだったと考えられる。

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KAKEN - 日本の公的年金における国庫負担の意図に関する歴史実証研究(18730364) - 2008年度研究成果報告書 https://t.co/frSRTIHR0W

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