著者
横田 晋大 三船 恒裕 杉浦 仁美
出版者
広島修道大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2018-04-01

2019年度では、場面想定法を用いた質問紙実験を2度実施した。まず、申請内容にもある、外集団攻撃を行う人物への魅力度評価を行った(2019年7月)。結果は、男性戦士仮説を支持するものではなく、協力的な人物への評価が高いことが示されるのみであった。この結果を受け、本研究の仮説と方法を修正した。男性戦士仮説で述べられている、集団間葛藤により男性の繁殖成功度の向上は、内集団成員からもたらされるというよりもむしろ、外集団から資源を奪うことにある。そのため、質問紙実験において、集団間状況で外集団攻撃の生起を測定するIPD-MDにおいて、各集団の性比の教示を操作し、外集団攻撃が生起するか否かを検討した(2020年1月)。その結果、男性は、男性のみの集団間関係において外集団攻撃の傾向が見られた。しかし、外集団に異性が一人含まれているという教示は外集団攻撃に影響は与えていなかった。以上の結果は、2020年度の日本社会心理学会および日本人間進化行動学会にて発表予定である。

言及状況

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@ShimofusaSakai @asuka_1417 女性のみの空間が攻撃される、というのは「男性戦士仮説」によるものだと考えられます。男性は外集団への攻撃性が高いという説があります。女性だけの集団は、男性にとって明らかに外集団となりますので、攻撃されるだろうという仮説が成り立ちます… https://t.co/7MISEmP8Se

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