著者
三船 恒裕 山岸 俊男
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.128-134, 2015-11-30 (Released:2015-12-17)
参考文献数
28

We tested the reputation maintenance hypothesis of ingroup favoritism. Ninety-two non-student participants played one-shot prisoner’s dilemma games with an ingroup and an outgroup partner with minimal groups, and showed ingroup favoritism only when the participant and his/her partner knew each other’s group membership (common knowledge condition). The ingroup favoritism observed in the common knowledge condition positively correlated with fear of negative evaluation. These results provide support for the reputation maintenance hypothesis.
著者
高橋 英之 三船 恒裕 守田 知代 森口 佑介
出版者
大阪大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01 (Released:2014-04-04)

文化や社会に応じて超自然的存在の感じ方には大きな個人差が存在している一方,文化普遍的に何らかの形でそのような存在に関する伝説や神話が存在していることは,子どもの心の中に元型となるメカニズムが存在するからと考えられる,本研究では,子どもが超自然的存在を感じるようになるメカニズムを明らかにするため,fMRIで実行可能なリズム同期とパレイドリア錯覚を組み合わせた課題をオリジナルな開発,大人と子どもを対象として行動・fMRI実験を実施した.結果,リズムが同期すると錯覚が生じやすくなるという現象を大人と子供両方で発見した.この現象をベースに,子どもが超自然的存在を知覚するメカニズムについて考察を行った.