著者
難波 祐三郎
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2018-04-01

子宮卵巣移植モデルの確立を目指して手技の詳細、問題点の確立から開始した。雌ラットは雄ラットよりも体格が一回り小さく血管吻合やドナー採取に難渋した。手術時間を短縮するため、ドナー側・対側の子宮動静脈、卵巣動静脈のみで血流確保した場合の血流を短時間・長時間で評価、結果として片側の子宮動静脈及び片側子宮のみを挙上し移植を行うこととした。しかし、自家組織のみでの子宮移植の長期経過で安定した血流を確保可能な確立が低く、異性で構造が異なる雄ラットへの安定した組織移植は困難と考えられた。最終的に良好な結果を出すに至らず終了している。

言及状況

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@chouseiden 卵子は卵巣で作られます。 もしかしたら子宮は女性から男性に移植できるかもしれませんが、正常に機能する卵子をつくる卵巣の異性間移植は実現が困難でしょう。 もちろん人工子宮なら卵子は作れません。 岡山大学で実験された子宮・卵巣の移植(ラット)は失敗しています。https://t.co/g7xUH6dYeT https://t.co/yEEaNTG86F
@KatzePotatoes その中塚氏の所属する岡山大学では、マッ〇サイエンティストが行うような生体改造実験を行っています。 目的は「トランス男性から取り出した子宮をトランス女性に移植することで妊娠を期待することも可能となる」だそうです。(ただしラットでの実験は失敗) https://t.co/g7xUH6dYeT https://t.co/4IdNMs8DLS
> 性別適合手術時にトランス男性患者から摘出した子宮を、子宮移植を求める患者へ移植することで、子宮移植のドナー候補を増やす > といった意義に繋がったかもしれないが、今回の研究では良好な結果を得られず終了している。 https://t.co/MfuvaMXzHk
@delta87006561 @DuckHouse_G 参考までにhttps://t.co/OG2laloZkH
やはり、将来はトランス男性(身体女性)から摘出した子宮と卵巣をトランス女性(身体男性)に移植したいと
岡山大学で進められている、「生殖機能獲得を目指した同性・異性間子宮卵巣同時移植の研究」は学内倫理委員会の審査を受けているのだろうか? 子宮と卵巣を男性に移植して出産させる研究が倫理的に許されるとは思えません。 https://t.co/g7xUH6dYeT https://t.co/t56dXtaHMe

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