著者
川本 竜彦
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

水に富む流体と(1)堆積岩、および、水に富む流体と(2)高マグネシウム安山岩との間の臨界終端点を決定した。その結果、(1)火山フロントの下のスラブ直上では、沈み込む堆積岩層からマントルに付加される流体は、たっぷりとケイ酸塩成分を溶かし込んだ超臨界流体で、(2)マントルウェッジ内を上昇する高マグネシウム安山岩質成分を溶かし込んだ超臨界流体は、マグマと水流体に分離しマントルとそれぞれ反応し、2種類のマグマを作る仮説を提案する。

言及状況

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検索してみて、この川本竜彦さんの論文を見つけました。 「マントルウエッジ流体の化学組成」 http://www.academia.edu/12439916/Kawamoto_T._Chemical_Composition_o... VII臨界現象と臨界終端点 「 マグマに溶け込むH2Oの溶解度は圧力の2分の1乗に比例して高くなる。マグマ中の含水量が高くなるとOHイオンとして ...

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