著者
日向 進 松田 剛佐
出版者
京都工芸繊維大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

「連」と呼ばれる筏の規格が河川の流域によってどのように定められたかに注目して、京都周辺の丹波材、紀州の吉野材・熊野材、鳥取藩の智頭材について、各川筋における「連」の規格と変遷について史料調査を行った。丹波材14尺、吉野材は1間を7尺5寸、熊野材は13尺と15尺、智頭材は1間を7尺としていた。このような相違がみられることについては、各河川の浚渫状況や中継する材木市場などの相違が条件として考えられた。

言及状況

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こんな研究ありました:近世における木材規格の成立と分布域に関する研究-とくに「丈四」材について(日向 進) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19560646

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