著者
横堀 伸一
出版者
東京薬科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

尾索動物の複数ミトコンドリアゲノムの全塩基配列の決定を行い、一次配列とそれ以外の高次情報に基づいて分子系統解析を行い、尾索動物の進化経路を明らかにすることを試みた。5種の尾索動物ミトコンドリアゲノムの全塩基配列を決定し、そのゲノムの多様性(遺伝子構造、コードする遺伝子の種類等)を明らかにした。また、分子系統解析から、タリア綱とホヤ綱腸性目の近縁性を示唆した。

言及状況

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ちなみにサルパはホヤなどの脊椎動物門の尾索動物亜門に含まれていて、我々脊椎動物に近縁な仲間。 https://t.co/3McoxtVk57 ホヤとは異なる独自のタリア綱に入れられているが、系統的には『泳げるホヤ』の位置づけになる。 https://t.co/3R4USzHqWs
尾索動物内の系統樹についてはこの辺の分子系統解析の結果を参考にしています。 https://t.co/Zyr409BlTn https://t.co/3R4USzHqWs ただしタリア類の中のサルパに関しては、遺伝子の進化速度が早いため系統樹上の位置が微妙な部分があるようです。
@houki38 脊椎動物は尾索動物のネオテニーであるという仮説ですが、あれは古い時代の仮説になります。 尾索動物内の分子系統についてはすでにある程度ゲノム解析の結果があり、 https://t.co/3R4USzHqWs 西野准教授の大学HPに掲載する系統樹と概ね一致します。
.@TSMoon56 尾索動物内の系統解析をしたところ、オタマボヤ→壁性目(マボヤ)→腸性目(カタユウレイボヤ)+ヒカリボヤ+ウミタル+サルパの順に分岐したという報告もあります。 https://t.co/Zyr409BlTn https://t.co/3R4USzHqWs

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