著者
後藤 元
出版者
学習院大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2007

株主が会社に対して拠出した財産が少なすぎる場合(過少資本)には、株主は会社債務について責任を負い、また株主の会社に対する債権を劣後化すべきであると主張していた従来の学説を、法と経済学の見地を踏まえて再検討した。これにより、株主有限責任制度の弊害として問題とすべきなのは、会社の自己資本の多寡ではなく、会社事業の実施に関する株主のインセンティブのゆがみであるということが明らかになった。

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こんな研究ありました:株式会社の資本構成と株主有限責任制度の弊害・条件及び倒産法制との関係について(後藤 元) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19730078
こんな研究ありました:株式会社の資本構成と株主有限責任制度の弊害・条件及び倒産法制との関係について(後藤 元) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19730078

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