著者
山田 亮 和氣 加容子
出版者
久留米大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

HMGB1は細胞死により核内から細胞外へ放出される内因性危険シグナルである。HMGB1は免疫抑制的に作用することが示唆されている一方で、TLR2やTLR4、RAGE等を介した自然免疫の惹起とそれに続く特異免疫応答の誘導に重要であるとも考えられており、「HMGB1が抗腫瘍免疫において善玉なのか?あるいは悪玉なのか?」は明確ではない。本研究では、①HMGB1の腫瘍細胞に対する作用、②HMGB1の宿主免疫系への作用、③HMGB1の治療への応用、の3点について腫瘍免疫学の立場から明らかにし、腫瘍由来HMGB1の制御のがん免疫療法への応用展開と次世代複合免疫療法の確立を目指す。

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@canis_lupus_var @q0bEyAHjWDwmN0j ソース貼り忘れました、すみません ただ、どこぞのグループとは書かれていないのでHMGB1にも色々あると思います! https://t.co/gReyftA4J7

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