著者
原 圭寛
出版者
湘南工科大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究は,学士課程のカリキュラム編成の際に「知識」と「能力」の関係がどのように問われてきたのかについて,思想史的に研究するものである。特に本研究では,1828年にイェール・カレッジが出版したカレッジ・カリキュラムについての報告書において1つのキーワードとなっている"discipline"という概念に着目する。この報告書は,学士課程の編成意図について論じられたまとまった文書としては,アメリカ最古のものの一つであるとされている。この文書における中心的な概念がどのような経緯で出現し,またその後のアメリカの学士課程編成にどのような影響を与えたのかについて分析を進めることで,上述の課題に答える。

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[KAKEN][高等教育研究][大学史] 原 圭寛

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原 圭寛 / “19世紀アメリカ高等教育における「ディシプリン」概念の変遷に関する思想史的研究” https://t.co/wElBYV3C9m #KAKEN #高等教育研究 #大学史

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