著者
奥村 真衣子
出版者
信州大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2018-08-24

選択性緘黙児は社会的状況で発話や行動が抑制されるため、主体的に対人関係を形成することが困難である。そのため、他児と活動を共有する機会に乏しく、孤立、いじめ、不登校等の集団不適応に陥りやすい。このような不適応状態を未然に防ぐには、発話以前に対人関係の支援を行うことが優先的課題である。本研究では、選択性緘黙児が負荷なく他児と交流することを助けるツールとして、教材や玩具に着目した。これらの使用は専門的技術に依存しないため、教師や保護者等でも活用可能なことが期待される。そこで、支援資料が充実している北米や英国における対人関係支援に有効な教材や玩具を調査し、わが国の実態に合わせた援用方法を検討する。

言及状況

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「選択性緘黙の対人関係形成を支援する教材・玩具に関する調査研究」の2018年度実績報告書が公開された。https://t.co/UbZKpOpFgj
「選択性緘黙の対人関係形成を支援する教材・玩具に関する調査研究」の研究概要が掲載された。 選択性緘黙(場面緘黙)児は孤立、いじめ、不登校等の集団不適応のリスクが高い→不適応の予防に対人関係の支援が必要→教材や玩具で交流支援という考えの下での研究のようだ。https://t.co/L18YIwbqZC
奥村真衣子『選択性緘黙の対人関係形成を支援する教材・玩具に関する調査研究』が交付済みの1,430千円(2018-08-24 – 2020-03-31)から採択済みの780千円(2019-04-01 – 2020-03-31)へ。配分区分が補助金から基金に変更。https://t.co/2YeOp2Ig0a https://t.co/L18YIwbqZC
奥村真衣子『選択性緘黙の対人関係形成を支援する教材・玩具に関する調査研究』が交付済みの1,430千円(2018-08-24 – 2020-03-31)から採択済みの780千円(2019-04-01 – 2020-03-31)へ。配分区分が補助金から基金に変更。https://t.co/2YeOp2Ig0a https://t.co/L18YIwbqZC
場面緘黙(選択性緘黙)の研究に科研費が新たに配分される。 研究課題:「選択性緘黙の対人関係形成を支援する教材・玩具に関する調査研究」 研究種目:研究活動スタート支援(配分区分:補助金) 研究代表者:奥村真衣子助教(信州大学教育学部) https://t.co/2YeOp2Ig0a

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