著者
西村 直記
出版者
愛知医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

高濃度人工炭酸水への浸漬による生理的効果について検討した。炭酸水の主成分であるCO2は皮膚から吸収されることで、皮膚血管を拡張(末梢循環の改善)させ、温感を促進(高水温による生体への負担軽減)させることが確認できた。また、夜間睡眠前の炭酸水への入浴は、睡眠初期の体温の低下を促進させ、睡眠中の迷走神経活動を亢進させるためにより深い睡眠が得られ、積極的な疲労回復効果が期待できることが明らかとなった。

言及状況

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高濃度炭酸水では、炭酸ガスの経皮進入によって毛管血管床の増加および拡張が起こり、皮膚の血行を改善する。このため退行性病変及び末梢循環障害の治療に効果があるとされている。 http://kaken.nii.ac.jp/pdf/2010/seika/jsps/33920/20500586seika.pdf http://www.geocities.jp/toyohiko_urakawa/co2_s ...

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こんな研究ありました:炭酸水による血管拡張作用および温熱作用の機序解明-スポーツ科学への応用-(西村 直記) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20500586

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