著者
中田 晴彦
出版者
熊本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

生活関連物質による環境汚染を明らかにし、この種の物質がストックホルム条約の追加物質として新たに登録される可能性を検証した。実験の結果、紫外線吸収剤のUV-327(CAS#:3864-99-1)は、同条約附属書Dの5項目の基準をほぼ満たし、附属書Eの7項目の基準に関する科学的知見も集積されつつある様子が窺えた。UV-327はPOP条約の追加物質になる可能性があり、今後は附属書E およびFに関する詳細な情報収集と解析を行う必要がある。

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こんな研究ありました:生活関連物質による生態系の汚染実態と残留特性の解明~紫外線吸収剤を例に~(中田 晴彦) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20510067

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