著者
佐藤 達生
出版者
大同大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

コーパス(根拠となる遺構の総体)をなす12世紀~13世紀初期のイール・ド・フランスの教会堂165遺構のうち、58遺構の複合柱と105遺構の円柱系支柱について実測調査をおこない、詳細な断面形状を把握した。これら断面形状の比較から、複合柱のシャフトは背後に必ずルソ(直角の突出部)をもつのに対して、円柱系支柱のシャフトは背後にルソをもたない点で、線条性が格段に進展している(よりゴシック的である)ことを明らかにした。

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こんな研究ありました:ゴシック建築成立に関わる教会堂コーパスに含まれる全支柱の詳細なカタログの作成(佐藤 達生) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20560608
こんな研究ありました:ゴシック建築成立に関わる教会堂コーパスに含まれる全支柱の詳細なカタログの作成(佐藤 達生) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20560608

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