著者
保 智己
出版者
奈良女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

松果体と副松果体の神経節細胞は脳の3か所に投射しており、特に松果体は脳の深部にまで軸索を伸ばしていた。最も背側の投射部位では脊髄へ投射している巨大ニューロンの樹状突起と結合していた。さらに電気生理学的な実験からこの経路が波長(「色」)情報を伝達していることが示唆された。また、波長識別に関与する緑光受容細胞の視物質も紫外光受容細胞と同様に光再生している可能性が示された。明暗情報に関しては少なくとも遊泳活動リズムへの関与が示された。

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こんな研究ありました:光感覚性松果体における「明暗」及び「色」情報の生体への作用とその神経経路(保 智己) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20570068

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