著者
藤村 成剛 臼杵 扶佐子 出雲 周二
出版者
国立水俣病総合研究センター
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

本研究では、主にメチル水銀による神経機能障害に対するローキナーゼ阻害薬の効果について実験を行った。ローキナーゼ阻害薬(FasudilおよびY-27632)は、ラット培養神経細胞においてメチル水銀による軸索変性およびアポトーシス細胞死を有意に抑制した。また、Fasudilは、メチル水銀中毒モデル動物においても末梢神経の神経変性および神経機能障害の指標である後肢交差を抑制した。さらに、ローキナーゼ阻害薬は無機水銀およびRotenone(パーキンソン病の原因候補物質) による軸索変性および神経細胞死についても培養神経細胞を用いた実験において有効であった。

言及状況

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科研費の成果報告書http://t.co/PWKKdr9qOY を見ると水俣病治療薬の候補として動物実験が行われたRhoキナーゼ阻害物質は2種類で、その1つはファスジル(Fasudil)。くも膜下出血の予後改善薬エリルhttp://t.co/CjMIfzvTq5 の有効成分。
水俣病、初の治療薬誕生へ光 既存の緑内障薬に効果 - 朝日新聞デジタル http://t.co/dfwHIrH5RV 緑内障薬とくも膜下出血の予後改善薬に共通して使わる神経保護成分って何かと思って探したらRhoキナーゼ阻害薬でしたかhttps://t.co/UWAl9wtwam

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