著者
芦高 恵美子 伊藤 誠二
出版者
大阪工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

神経ペプチドノシスタチンは、神経損傷後の慢性痛や炎症性疼痛に対し抑制効果を示す。我々は、マウス脊髄シナプス膜よりノシスタチンに結合するタンパク質(Nocistatin binding protein, NSP)を同定した。ノシスタチンは神経組織に広く存在しているN末端の欠損した29kDaのNSPと結合した。NSP遺伝子欠損マウスでは、野生型で認められたノシスタチンによる触覚刺激によるアロディニアの抑制効果の消失に加え、炎症性疼痛の増強も認められた。

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こんな研究ありました:神経ペプチドノシスタチン結合タンパク質による疼痛制御(芦高 恵美子) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20602011
こんな研究ありました:神経ペプチドノシスタチン結合タンパク質による疼痛制御(芦高 恵美子) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20602011

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