著者
高橋 雅英 榎本 篤 浅井 直也
出版者
藤田医科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2020-04-01

がん組織の線維化はがんの悪性度および治療効果に大きな影響を与える。本研究では膵がん、肺がんを主に、我々の研究グループが最近発見したメフリン陽性がん線維芽細胞の機能解析を通じて、がんの線維化のメカニズムを解明し、新たながん治療法の開発に資する。具体的には1.がん関連線維芽細胞(CAF)におけるメフリン発現レベルと患者予後との関連を明らかにし、メフリン陽性がん関連線維芽細胞のがん間質における機能の解析を行う。2.メフリン結合タンパクを同定し、機能解析により、がん細胞の増殖、浸潤能などの生物的特性への関与を明らかにする。3.がん治療を目指したメフリンの発現を増強する低分子化合物の探索を行う。

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がんの線維化におけるMeflinの機能解析と新規治療法の開発研究 3.がん治療を目指したメフリンの発現を増強する低分子化合物の探索を行う。 https://t.co/jFjPbpel99

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