著者
遠田 勝
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

近代日本におけるオリエンタリズムの多様な役割を検証するために、その分析の対象を欧米人のいわゆる日本論や日本人論、あるいはアカデミックな日本研究から、短い雑誌記事やフィクション・民話における「語り」に広げ、さまざまな事例を検討した。それにより、たとえば、ハーンのオリエンタリズム的物語が逆輸入され、日本の民話の語りを変容させた事例などが発見され、異文化の歪曲と圧殺という、オリエンタリズムについての西洋の公式見解とは異なる役割を論証し得た。

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こんな研究ありました:明治期ジャパノロジーにおけるオリエンタリズムの明暗(遠田 勝) http://t.co/57WDkahdXf
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