著者
小栗 慶之 長谷川 純 小川 雅生
出版者
東京工業大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2009

注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを取り出すことに成功した.

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こんな研究ありました:ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(小川 雅生) http://t.co/vU8FARsQOK
こんな研究ありました:ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(小栗 慶之) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21650126

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