著者
向井 友花
出版者
青森県立保健大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

妊娠高血圧症候群の病態の軽減に対する植物性ポリフェノールの有効性を見いだすため、妊娠ラットに一酸化窒素(NO)合成酵素阻害剤を投与あるいはフルクトース(果糖)を過剰摂取させ、アズキポリフェノール摂取が血圧、酸化ストレス、糖・脂質代謝に及ぼす影響を検討した。その結果、アズキポリフェノール摂取はNO欠乏妊娠ラットに顕著な血圧上昇抑制効果は示さなかったが、腎臓のMn-SOD発現を増加させた。またフルクトース摂取妊娠ラットに認められた肝臓の脂質合成転写因子の発現上昇を一部抑制した。

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こんな研究ありました:妊娠高血圧症候群の病態に対する植物性ポリフェノールの有効性と作用機序(向井 友花) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21700760

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