著者
森永 紀
出版者
長崎国際大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

生薬成分の配糖体に対するモノクローナル抗体(MAb)とイースタンブロット法(低分子化合物である配糖体の免疫染色法)を利用して、漢方薬の網羅的解析法の開発を行った。その結果、イースタンブロット法を基盤として、dot blot法と化学発光法を組み合わせることで、甘草のグリチルリチン(GC)と黄〓のバイカリン(BI)を迅速、簡便、高感度且つ特異的に検出できることに成功した。本法を漢方薬中のGCとBIの分析に応用したところ、HPLC法やELISA法と同様に定量分析することが可能であり、漢方薬中の有効成分の網羅的定量分析が可能な有用な手法であることを確認した。

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イースタンブロット・・・まさか完成していたとは・・・。 「イースタンブロットを用いた漢方薬のハイスループット分析法」 https://t.co/tHoGGsB6kX

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