著者
飯島 正博
出版者
名古屋大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

免疫療法に抵抗する難治性免疫性ニューロパチーに対して,rituximabの有効性と安全性を検討した.Rituximabは375mg/m^2を週に1回,計4回点滴静注し,多巣性運動ニューロパチー(MMN)1例,慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)1例,シェーグレン症候群に伴うニューロパチー(SN)1例,抗MAG抗体陽性IgM-MGUSニューロパチー(IgM-N)4例の全7症例に投与した.MMNでは投与から一定期間ではあるがIVIgの投与間隔が延長できる可能性が示唆された.IgM-Nは4例中3例で改善がみられ,新たな治療法として期待できる結果であった.全7症例で副作用はみられなかった.

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前の引用 研究代表者 飯島 正博先生 (IIJIMA MASAHIRO) 名古屋大学・医学系研究科・COE 特任助教 引用元 https://t.co/APYUdZpADq #Rituximab により早期の治療効果が認められた抗myelin-associated glycoprotein (MAG) 抗体を伴う ニューロパチーの1例 https://t.co/k0kaQ0HzAF #リツキシマブ https://t.co/A9UALiaYyq

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