著者
志村 真幸
出版者
京都外国語短期大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2021-04-01

南方熊楠が『ネイチャー』誌に投稿したものの掲載されなかった英文論文の分析を通して、自然科学と人文科学の分離過程の時期と、どのジャンルが自然科学に残された/排除されたかを明らかにする。現在の科学というものは、どの雑誌に掲載されるかで、その論文(および著者)が所属するジャンル・分野が決定されている。『ネイチャー』は世界最高峰の科学誌であり、そこに掲載されない分野・ジャンルは、「それは自然科学ではない」と宣言されているに等しい。このような自然科学の側からの動きが、なぜ起こったのかを明らかにすることが、本研究の目的である。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

¶ 「南方熊楠の英文論文から見る『ネイチャー』誌における自然科学と人文科学の分断過程」 という題目の科学研究費助成事業が進行中であることを知る。 研究期間=2021-04-01~2024-03-31 配分額=2,600千円 https://t.co/rXBgCh2zc2 #かけんひ研究散策

収集済み URL リスト