著者
安藤 崇仁 鹿嶋 小緒里 松本 正俊 井上 和男
出版者
帝京大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2021-04-01

我が国における薬剤師の供給総量は、新しく薬剤師国家試験に合格する薬剤師数調節でなされている。現在、薬学部の新設とともに薬剤師供給は増加しているが、薬剤師の偏在は持続している。薬剤師は勤務場所や業種などの選択において自己決定権があることから、どのような属性(経験年数、性別、キャリア初期の勤務地など)の薬剤師が、将来の薬剤師不足地域での勤務をより多くするかという観察研究による質的情報が必要である。本疑問の解明のため、「薬剤師の属性は長期的な分布状況とどのように関わっているのか」、「薬学部新設は薬剤師偏在を是正したか」、「薬剤師不足地域に勤務する薬剤師の属性は何か」の研究疑問について解明する。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 2 favorites)

おもしれえことしてんじゃん 既設・新設薬学部を有する都道府県および無薬学部県間の薬剤師分布動向の3群比較 https://t.co/rYtqWYGEeU

収集済み URL リスト